資産運用をしたいとき、外貨預金という方法もあります。
預金と聞けば、日本の低金利対策をイメージする方が多くあまり資産運用には向いていない印象ですが外貨預金であれば日本とは違ってはるかに金利も高く資産運用することができます。
そこで今回は
・外貨預金って何?
・外貨預金のメリットやデメリット
・外貨預金をするときの銀行の選び方は?
などといったことをご紹介したいと思います。
是非、参考にしてみてくださいね。
外貨預金ってなに?
そもそも外貨預金とは何なのでしょうか?
外貨預金は、アメリカの「米ドル」やヨーロッパの「ユーロ」といった外国の通貨で預金をすることを言います。
預ける通貨は異なりますが、基本的な仕組みは日本の円預金と同じです。
「円預金でお金をコツコツ貯金しても利息がほとんどつない」と低金利に悩んでいる方が注目すべきなのが外貨預金です。
日本円で預金するときは、持っているお金を預金します。
一方で外貨預金では日本円を外国の通貨に交換してから預金するシステムです。
「外国の通貨になんてできるのだろうか」と難しそうなイメージですが、外貨預金には日本のサービスで日本語で受けることができますので思うほど難しくもありません。
きちんとメリット・デメリットを押さえて利用してみましょう。
外貨預金にメリット
では、外貨預金にはどのようなメリットが挙げられるのでしょうか。
いくつかご紹介します。
日本と比べると金利が高い
日本でせっかく貯金していても0.001%程度となっており超低金利なのが現実です。
しかし、外貨預金であれば通貨により変動しますが日本での預金よりも確実に高金利です。
もしも、新興国に短期的な定期預金すれば金利が10%以上ある場合もあり、円預金よりは資産運用が行いやすいでしょう。
為替レートの変動により利益を得られる
外貨預金では、金利だけでなく為替差益を得られるというメリットがあります。
為替差益とは、外国為替相場の変動によって生じる損益のことで外貨を円に交換するときに円相場が円安に変動した場合に戻ってくる額が大きくなるという仕組みです。
しかし為替相場はどう動くかは予測しづらく、きちんと為替知識をつけてから利用すべきでしょう。
海外でも利用できる
もしも海外に行くことが多い方であれば両替の手間があると思いますがら外貨預金をしておけばそのまま海外で預けたお金が使えるサービスがある銀行も存在します。
扱っているかどうかは銀行により異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
外貨預金のデメリット
では、外貨預金にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
いくつかご紹介します。
手数料がかかる
外貨預金では、外貨に変えるときと払い戻しするときに為替手数料が発生します。
この手数料は金融機関により異なるために事前に確認しておくことが大切です。
為替差損を招くことも
為替レートの変動で円安になれば為替差益を得ることができますが、もしも円高になったタイミングで払い戻ししたとすると為替差損になってしまいます。
もし為替差損になってしまっても金利の分で総合的にプラスになるかを計算してから払い戻しすると良いでしょう。
預金保護の対象にならない
預金保護は、もしも金融機関が破綻したときに1000万円と利息などが保証される制度ですが外貨預金の場合は対象外になってしまいます。
ですから、もしも外貨預金をしていて海外の金融機関が破綻したとしても預金は戻ってこないので注意が必要です。
外貨預金するときの銀行の選び方は?
では、外貨預金をする場合どんなところに注目して銀行を選べば良いのでしょうか。
ポイントとしては以下の通りです。
金利がどの程度か
外貨預金をするならば、やはり金利を見ておくべきです。
海外の方が金利は高く設定されていますが、銀行によって異なりますので確認しておくべきでしょう。
手数料がいくらか
金利ばかりに注目していて手数料が思っていたより高額だったということもありますので為替手数料についても確認しておきましょう。
通貨の種類
外貨預金は銀行により通貨の種類が異なり
・アメリカの米ドル
・オーストラリアの豪ドル
・ヨーロッパのユーロ
・カナダドル
・香港ドル
・イギリスポンド
・南アフリカランド
・トルコリラ
などがあげられます。
米ドルなどのメジャーな通貨はどんな金融機関も取り扱いがありますが、新興国の通貨やマイナーな通貨は取り扱いがない場合もあるのでよく確認しておくべきでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は外貨預金のメリット・デメリットや仕組みなどについてご紹介させていただきました。
もしも外貨預金に興味はあるものの、まだ迷っているならば海外向け案件も展開する貸付型クラウドファンディングもオススメ。
貸付型クラウドファンディングであれば、多くの企業があり運用期間や期待利回りも検討することが可能です。
近頃経済成長の著しいフィリピンに向けたファンドを計画中の、ウェルシュコンシェルジュなども検討してみてくださいね。