日本の銀行預金で少しでも資産の有効活用がしたければ「定期預金」と言われますが、定期預金とは一体何なのでしょうか?
今回は定期預金についてや、メリット・デメリット、特徴などについてご紹介させていただきます。
定期預金とは
そもそも定期預金とは何なのでしょうか。
定期預金は、期間を決めた上で銀行にお金を預け入れる預金のことを言います。
私達がお金を銀行に預けるだけのとのは「普通預金」と呼ばれ、期間を決めることなくいつでも引き出したりすることができますが、定期預金とはの場合は1年や10年など原則は定められた期間を経過するまでは引き出すことができないようになっています。
「期間はどのくらいなの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、定期預金にはいくつかの種類があり1ヶ月〜10年程度までの期間で指定をすることができます。
定期預金が向いている人
定期預金はいつでも引き出すことができないため、資産に余裕のある人や元本割れのリスクを避けたい人にオススメできます。
また、
・将来に向けて貯蓄したい人
・リスク重視で少しずつ貯蓄したい人
などに向いていると言えます。
しかし、定期預金は金利が低めになっていることから資産運用の効率は良いとは言えません。
ですから、効率よく資産運用をしたいのであれば少額からでもスタートできる貸付型クラウドファンディングを選んだほうが良いでしょう。
定期預金のメリット
定期預金には以下のようなメリットがあります。
元本割れのリスクがない
定期預金は元本割れのリスクはありません。
資産運用をしようと思っても金融商品には元本割れのリスクがつきものなために安全性を最優先したい人には定期預金がオススメです。
金利が普通預金よりは高い
銀行預金には
・普通預金
・定期預金
の2種類があります。
預金期間があり、引き出しにくくはなりますが普通預金と比べると金利は高めになっています。
預け入れる金額や期間などによっても金利が異なるため、確認してから預金すると良いでしょう。
手数料が無料
資産運用にはFXや外貨預金など様々な方法がありますが、どれも手数料が必要になるのが当たり前ですり
一方で、定期預金は手数料が基本的にはかからず預け入れも簡単に行なえます。
定期預金のデメリット
つづいてデメリットをご紹介します。
資産運用の効率は良くない
定期預金は元本割れのリスクは回避することができますが、資産運用の効率は悪いです。
実際日本の定期預金は金利が0.001%〜程度となっており1000000円を預けたとしても利息は10円〜程度にしかなりません。
普通預金と比べて利率は良くても、資産運用の目的ではあまり向かないかもしれません。
いつでも引き出せない
定期預金では期間を決めて預け入れるために満期を迎えるまでは引き出すことができません。
もちろん定期預金の「解約」をすれば引き出すこともできますが利息は少なくなってしまうので注意が必要です。
保証は1000万まで
もしも定期預金している銀行が破綻してしまったとき、預金保険制度が適用されます。
しかし、1人はあたりに1つの銀行で1000万までの保証しかできのことから超過分の保証は受けることができません。
定期預金の選び方
では、定期預金で資産形成をしたいならばどのように選べば良いのでしょうか。
いくつか重視すべきポイントをご紹介します。
金利
金利は銀行により若干異なります。
日本は低金利状態が続いていますが、できるだけ利益を得るためには金利の高い銀行を選ぶようにしましょう。
預入期間
定期預金にはいくつかの種類があり、預入期間を考えて入金しましょう。
預入期間が長くなれば金利も高くなりますが、いざというときに簡単には引き出せないので注意が必要です。
その他
定期預金は
・日本の円預金
・外国通貨で行う外貨預金
の2種類があります。
外貨預金であれば金利が高いことが特徴ですが為替レートの影響を受けやすいというリスクも伴います。
定期預金の始め方は?
定期預金を始めるにはどうすれば良いのでしょうか。
まず定期預金を行うには、
・いくらにするか
・どの金融機関にするか
・期間はどれほどにするか
をそれぞれ検討してから始めます。
定期預金先が決まれば口座を開設して窓口で申し込むことでスタートできます。
まとめ
定期預金とは、期間を決めて銀行にお金を預けるシステムです。
普通預金と比べて金利が高いことはメリットですが、資産形成を効率よくしたい方にはあまりオススメはできません。
もしも、少額から気軽にスタートさせたいならば「貸付型クラウドファンディング」がオススメ。
貸付型クラウドファンディングは、ソーシャルレンディングとも呼ばれておりリスクを回避しながら少額で投資したい人に人気があります。
資産運用をする人に特に有効なのがこの貸付型クラウドファンディングで、他にも株式投資型も活用することができます。
貸付型クラウドファンディングは案件ごとに期間が決まっており、満期を迎えると元本が戻ってくるようになっています。
そして期間中に返済金の一部が分配金として投資家に配られるので安定した収入を得ることができます。
ウェルシュコンシェルジュのように海外向け案件も展開する企業も多くありますので、検討してみてくださいね。