蓄電池で失敗!トラブル事例や回避するための方法

家庭用蓄電池をせっかく購入したのに「やってしまった!」「失敗した!」ということはできる限り避けたいですよね。
では蓄電池を導入するにあたって、これまでにとんな失敗やトラブルに遭う方がいたのでしょうか。
今回は、「蓄電池で失敗!トラブル事例や回避するための方法」についてご紹介させていただきます。

蓄電池のトラブル事例!回避するための方法は?

家庭用蓄電池を導入するものの、失敗してしまったと後悔する方もいらっしゃいます。
では、蓄電池の導入でトラブルや失敗してしまわないようにするためにはこれまでにあった実際のトラブル事例を知ることも大切。
ここでは、これまでにあった蓄電池のトラブル事例やそれを回避するための方法についてまとめます。

既存のパワーコンディショナーの存在

パワーコンディショナーは蓄電池ユニットと一体になっているものと、バラバラのものがあります。
ハイブリット型蓄電池の場合、設置してある太陽光発電システムのパワーコンディショナーを取り外して同じ場所に設置しますが、一体型の場合は屋外に基礎工事をしてから設置をするために不要になるパワーコンディショナーをそのままにしておくこともあります。
業者側からすれば

・以前から何年もあったので邪魔にはならないと判断される

・撤去するとクロス補修などが必要で別途費用がかかるから

などとしてそのままにしておくほうが手っ取り早いと思われてしまうからです。
不必要になったパワーコンディショナーをどうするか迷ってしまうようなことがないようにするためには、事前にきちんと話し合いをしておくことが大切。
どんな製品がどこに設置され、これまでのパワーコンディショナーはどうなるのか?などきちんと話し合いをしておきましょう。

深夜電力が有効活用できない

深夜電力を活用して、電気の節約をしようと導入したにも関わらず、深夜電力の有効活用ができなかったというトラブルもあります。
この原因は、蓄電池を販売した業者の知識不足が原因。
蓄電池が深夜電力で電気代を節約できるのは、深夜電力が安くて昼間の電力が高いことが前提です。
もしもガスを併用しており電力契約が深夜電力の安いプランではない場合、差額を利用して経済的なメリットを生み出すことができないのです。
こういったことを避けるためには、電気契約プランを確認し本当に深夜電力を使えば安くなるかを確認しておくことが大切です。

玄関横に大型蓄電池がスペースを取る

家庭用蓄電池の大きさが思っていたよりも大きく、玄関などの場所のスペースを大きく取ってしまったという失敗事例。
蓄電池は、大まかにパワーコンディショナーと蓄電池の2つで成り立っています。
導入の商談が進んでいても容量や価格については話があっても、パワーコンディショナーがどういったものなのか、設置場所がどこなのかという話をきちんとしていない可能性があります。
そういったことをきっかけに

・住居の景観を悪くしてしまった

・道路からパワーコンディショナーが丸見え

・玄関にパワーコンディショナーがあり邪魔

などといったトラブルに遭ってしまったのです。
こういったトラブルを避けるためには「商談時にきちんと設置場所を聞く」ということ。
家庭用蓄電池を販売する業者は、家庭用蓄電池の性能などについては話をしてくれても実際に置くスペースや必要になる面積、適切な環境などの説明はのこともあります。
いざ設置工事をするとなってからトラブルが発生しないようにするためにも家の外のどの場所にどのくらいのものが設置されるのかくらいは確認しておくことが大切です。

回路が合わずに発電量が低下する

太陽光発電システムのパワーコンディショナーが劣化してきたり、故障したときなどについでに蓄電池も設置しようとハイブリット型蓄電池を導入することもあるでしょう。
それにも関わらず、太陽光発電システムの発電量が低下してしまったというトラブルがあります。

・発電量が半分程度になってしまった

・発電量が4分の3程度になって不便になぬてってしまった

などという声が多くあります。
このトラブルの原因は、家庭用蓄電池を販売する業者が太陽光発電システムについて知識のない状態で販売している可能性があるからです。
そもそも太陽光発電システムはいくつかの太陽光パネルのを束ねて1つに接続して1回路としてパワーコンディショナーまで持っていきます。
しかし、パワーコンディショナーには対応できる回路数がありもしも対応できない回路が発生してしまうと、その分を蓄電することができなくなってしまうのです。
こういったトラブルを避けるためには、太陽光発電システムを購入したメーカーで蓄電池を購入するか太陽光発電システムに詳しい業者のところで蓄電池を購入するのがオススメです。

まとめ

家庭用蓄電池をせっかく導入したのに失敗してしまったというのは、商談の地点で疑問を解消できていないことか原因である場合もあります。
今回のようなトラブルに遭ってしまわないようにするためには、知識のある業者に頼むことはもちろん自分でもある程度、知識を備えておくことが大切でしょう。