蓄電池がオススメ!蓄電池のメリット・デメリット

皆さんは「蓄電池」を知っていますか?

近年では技術開発のみです向上や、災害対策として蓄電池を自宅に導入する過程が増えてきています。

蓄電池とは、太陽光発電システムでつくった電気を有効活用したり多くのメリットがありますが「あまり詳しくは知らない」と意外に認知度は低くなっています。

そこで今回は蓄電池とはどういったものなのか?蓄電池のメリットやデメリットについて詳しくご紹介したいと思います。

蓄電池とは

そもそも蓄電池とは何なのでしょうか?

蓄電池とは、何度も充電して使うことができる電池のことで太陽光発電システムとの連携をはじて電子機器や家電製品など様々な家庭のものに用いることができるものです。

そんな蓄電池とはどういった機能や種類、仕組みがあるのかを解説したいと思います。

○家庭用蓄電池

一般住宅向けに開発されたのが「家庭用蓄電池」。
自宅に蓄電池を設置することができ、住宅に太陽光発電システムがある場合連携することができます。
また

・ノートパソコン
・スマートフォン
・デジタルカメラ
・自動車

なども連携をすることができます。

家庭用蓄電池の蓄電容量は1kWhや5kWhと様々な種類があるので自宅の太陽光発電システムに合わせて設置することができます。

○産業用蓄電池

オフィスや事務所、工場などに向けて用いられるのが「産業用蓄電池」。

産業用蓄電池は10数kWh〜販売されており、蓄電容量が大きいのが特徴です。

大きいもので500kWh程度の蓄電容量もありますが、設備規模によっては複数台運用することも可能です。

蓄電池のメリット

では、蓄電池にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

それぞれ具体的にまとめます。

○太陽光発電システムでつくった電気を貯めることができる

蓄電池の大きなメリットとして、太陽光発電システムでつくった電気を貯めることができるということです。

太陽光発電システムの電気を貯めることができると、自然災害などによって停電が発生したときの対策になることがあげられます。

蓄電池は、もし停電が起きたとしても太陽光発電で作った電気が蓄電池で貯めているために必要なときに使うことが可能です。

自然災害によって停電が発生すると

・エアコンが起動しない

・冷蔵庫が動かない

・スマートフォンが充電できない

・洗濯機が回せない

などライフラインに様々な影響があります。

しかし、蓄電池があれば蓄電池を使って電気の供給をすることができるのです。

また、産業用蓄電池についても節電としてだけでなく上記のような防災対策として使用することができます。

また他にも太陽光発電システムで作った電気は倍電できる期間が10年間と決まっており、固定価格買取期間が終了するという問題がありますが蓄電池があれば電気を高くで売らなくても家庭で消費する分にまわせるというメリットがあります。

○電気代を削減できる

蓄電池を設置すれば、電気代を削減できるのがメリットです。

電気料金は日中が高く、深夜が安い傾向にありますがこの深夜帯の安い電気を蓄電池に貯めておき電気代が高くなる日中に電気を使うことで電気代を安くすることができます。

○ピークシフトに貢献できる

ピークシフトとは電力の使用が少ない時間帯に電気を貯め、多く電気を使う時間帯に使うことを言います。

夜間に貯めておいたに電気を昼間に使い、電気料金を削減する効果も期待できます。

ピークシフトをするとコストが高く、二酸化炭素排出量の火力発電の出番を減らすことができ日中の電気使用量を減らすことができます。

つまり、蓄電池を使えば電気料金を削減しさらに地球環境問題や日本のエネルギー問題の解決にも貢献するメリットがあります。

○電気自動車との連携

蓄電池を使って近頃は電気自動車と連携して、エネルギーを貯める方法があります。

太陽光発電システムで必要なエネルギーを集め蓄電し、溜まった電気を車に送ることで走らせることができるという仕組みです。

これは蓄電池と太陽光発電システムと電気自動車の3つの技術を組み合わせた「トライブリッド蓄電システム」が有名です。

■蓄電池のデメリット

とは言っても、蓄電池にもデメリットがあります。

これから蓄電池を設置しようと考えている場合には、デメリットについても知っておくと良いでしょう。

○初期費用が高い

蓄電池容量にもよりますが、初期費用が高いことがデメリットです。

具体的に6〜8kWh程度であると初期費用は、50〜100万円前後と言われています。

導入コストとしては高いイメージがありますが、将来的に見ると蓄電池を設置をした方が経済的にはお得でしょう。

○蓄電池は徐々に劣化する

どのようなものにも寿命がありますが、蓄電池も同様です。

充放電を何度も繰り返していると、いつかは容量が減ってしまうことがあります。

しかし、近年の蓄電池は性能が高く何万回もの充放電を繰り返しても容量は90%台を維持できると言われています。

まとめ

蓄電池についてご理解いただけましたでしょうか。

蓄電池には電気を貯めることで災害対策になったり、電気料金を節約できるというメリットがある反面で劣化することや費用がかかるというデメリットもあります。

しかし、総合的に見ると電気料金を抑えられることや充放電を繰り返しても高い蓄電容量があることを踏まえれば蓄電池は非常にオススメでしょう。