営業職は数字に追われる?トークできないと駄目?厳しい業界なの?

営業職と聞くと「ノルマが厳しそう」「数字に追われそう」などというイメージを抱いてしまいますよね。
では実際、営業職で働くとそういった現実が待っているのでしょうか?
またトーク力は絶対に必要なのでしょうか?
今回は営業職で働くとどういった環境でトーク力がどれほど必要なのかということについてご紹介させていただきます。

営業職とは

そもそも営業職とは見込み客に自分の会社の商品やサービスの購入を促して契約を結ぶ職業です。
販売する商品やサービスは様々ですが、

・生命保険などの金融商品

・自動車

・不動産

・教区教材

・食品の定期購入販売

などのものを個人のお客様に販売する営業職が主流です。

営業職は営業トークできないとダメなの?

営業職はお客様の自宅を訪問する訪問販売や、電話によるアポイント営業などがありますが会話をするのが前提なので「コミュニケーション能力」が必要だと言われます。
では、どれほど営業トークをする力が必要なのでしょうか?
結論としては、面接で質疑応答ができる程度の能力があれば問題ありません。
また緊張しやすい性格だったり、人と話すことが得意とは思っていなくても最初は難しく考える必要はありません。
なぜなら、営業職として働いていくうちにコミュニケーション能力は備わってくるから。
企業によりますが、新人研修制度がしっかりしていくと営業を開始するまでにきっちりとした質疑応答の練習があります。
マニュアルを参考にしながら、練習を積むことができるでしょう。
また初めて訪問販売の営業に行く際にも、企業によっては先輩が同行してくれるということもあります。
お手本を見ていくうちに、そのトーク力を落とし込んで自分のものにするということができるようになってくるでしょう。

営業職は数字に追われるの?

営業職は、勤めている企業の売り上げに大きく関わってくるので数字という存在は常について回り、数字で評価されてしまうことは事実です。
実際に、不動産の営業マンとして訪問販売していたとすると毎月○件の契約を出すようにという目標が割り振られています。
その件数を達成するために日々営業を行いますが、なかなか成果が出せない(契約ができない)と数字に追われてしまうこともあるでしょう。
結果的に達成することができたとしても、また翌月は0からのスタートとなり数字の存在が離れることはないのです。
このプレッシャーがキツくて営業職を退職する人が多くいるのですが、これって精神面さえ強くなれば解決する話なのです。

実際にやってみると凄く大変には感じこともあるかもしれませんが、目の前の数字ばかりにとらわれるのではなく

・これだけ達成することができたら給与が増える

・自分の成長にもなる

・やればやるほど高収入になる

などと視点を変えてみるのもオススメ。
また人との繋がりを意識することも、気分転換になることもあります。
目の前の数字や言われることばかりにとらわれず頑張ったときの喜びを忘れないこと、その喜びに向けて頑張る気持ちを忘れないことで持続して続けることができるでしょう。

営業職で頑張れる理由は?

営業職は販売する商品に関わらず、売り上げを出す必要があります。
業界にはよるものの、厳しいノルマに追われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしそんな業界でも何十年とやり甲斐を感じながら働いている人もいるのです。
その頑張れる理由とは何なのでしょうか?

高収入になるから

まずはお金のこと。
営業職の一番の魅力はインセンティブ制度だということ。
サラリーマンとして普通に働いてもお給料は固定給で、能力が発揮できたって人より仕事ができたってお給料は同じです。
一方、営業職は成果を出せば出すほど高収入になるのが特徴。
これをやり甲斐に感じながら続けている人が多くいます。

出世が期待できるから

学歴や経歴に自信がない、資格も経験もないという方でもエリアや統括の上の役職になるということが可能。
営業職に向いたスキルさえ持っていて成果さえ出せれば出世も夢ではありません。

周りに感謝・称賛されるから

購入して頂く一人ひとりのお客様に感謝させることの喜び、また成果を出せば出すほど上司も大喜び。

・よくやった!

・凄いぞ!

などと周りに称賛してもらうことができます。
営業職は数字により全てが決まりますので成功すれば、より達成感を味わうことができるでしょう。

家庭用蓄電池の販売が人気

様々な商品の訪問販売がある中でも、家庭用蓄電池の訪問販売が人気になっています。
その理由は「売れるから」。
興味のないお客様への販売は簡単ではありませんが、家庭用蓄電池は近年メディアで紹介されるなど認知度が上がっています。
停電時には電気を使うための非常用電源としても利用できることから、災害対策として購入される方も多くいらっしゃいます。
全く売れない商品の営業をするよりも、売れやすい商品の営業をする方が成功しやすいでしょう。

まとめ

営業職と聞くと「ノルマが厳しそう」「数字に追われそう」などというイメージを抱いてしまいますが、考え方を変えてやり甲斐を見つければ楽しんで働くことができます。
また営業職では高収入を目指すこともできるので、成功すれば出世も夢ではありません。
営業職は将来的にコミュニケーション能力も必要にはなってくるので簡単ではありませんが、経験と実績を積めば販売員になることができるでしょう。