家庭用蓄電池選ぶポイント!メーカー比較についても

家庭用蓄電池の出荷数は2011年頃は売れ行きが全くだったものの、2017年頃から2019年問題と呼ばれる卒FITにより太陽光発電システムを搭載する家庭が家庭用蓄電池を購入しはじめました。
そして近ごろ地震などの自然災害が多発しており、停電も起こることから非常用電源として家庭用蓄電池がより普及しています。
そこで今回は家庭用蓄電池を選ぶポイントやメーカー比較についてご紹介させていただきます。

蓄電池のメーカー選びは?

2019年問題と呼ばれる卒FIT対象者が50万人以上も出てきたことから、太陽光発電システムの固定売電価格が下がる可能性のある対象者が数多くいらっしゃいます。
それにより太陽光発電システムで発電した電気を売るよりも蓄電池に蓄え、電気の自給自足をする方が電気代の節約になると言われています。
では、家庭用蓄電池はどのように選べば良いのでしょうか。
ここでは、蓄電池の選び方についてまとめます。

パワーコンディショナーを交換するかどうか

卒FITの対象になる方は、太陽光発電システムの設置から10年が経過していることが分かります。
それにより、パワーコンディショナーがそのままの場合は劣化しておりそのうち故障や交換をしなくてはいけないことが予想できます。
新たな家庭用蓄電池を導入するには、その蓄電池にもパワーコンディショナーが必要になります。
そういったときにハイブリットパワーコンディショナーであれば太陽光発電システムと蓄電池1台で対応することができます。
もしも、太陽光発電システムのパワーコンディショナーを交換せずに単機能型蓄電池ならば別途蓄電池用のパワーコンディショナーを設置することになります。

設置場所について

家庭用蓄電池は蓄電容量により大きさも異なることから、設置場所を考えることも重要です。
なぜなら、家庭用蓄電池を設置する場所がそもそもあるかということが問題になりなるから。
大きいものは重量は200kgを超えますので、まず室内は論外です。
室外設置となった場合等には、気温や日照条件などの環境も非常に大切でもし高温であったり低気温になる場合は蓄電池が劣化してしまったり故障してしまう原因になることも。
屋外設置ならば採寸だけでなく、環境もきちんと考えなくてはいけないのです。

停電時にどのような使い方がしたいか

近ごろ多発する台風や地震によって停電が全国的に報道されたことから、家庭用蓄電池の需要が高まっています。
そんな家庭用蓄電池は実際に電気をどう使うかということで選ぶ蓄電池は異なります。

例えば

・200V電源を停電時に利用するかどうか

・同時に使う電気使用量をどのくらいにするか

・全負荷型蓄電池か特定負荷型蓄電池か

などかということにおいて、選びます。

1つ目の「200V電源を停電時に利用するかどうか」というのは、エアコンなどの200V電源の大型家電を使うかどうかによって蓄電容量を考える必要があります。
200V電源は

・エアコン

・エコキュート

・IHクッキングヒーター

などの電化製品があげられ、もしこういった消費電力の大きなものを使うならば、対応した蓄電池を購入する必要があります。

2つ目の「同時に使う電気使用量をどのくらいにするか」というのは、同じタイミングでどれだけの家電製品を使うかということを考えなくてはいけません。
家庭用蓄電池は蓄電容量が大きくても同時に使える電気量には限りがあります。
停電時には普段と変わらない生活をしたければどれだけ電気を利用できるかを考えなくてはいけません。

3つ目の「全負荷型蓄電池か特定負荷型蓄電池か」というのは、停電時に家中で電気を使いたいか特定の場所のみで使えるタイプかという違いです。
いざというときに家中で電気が使えるタイプを「全負荷型蓄電池」と言い、特定の場所のみで使えるタイプを「特定負荷型蓄電池」と言います。
全負荷型蓄電池の場合、容量も大きくどこでも使えるというメリットはありますが消費が早く長持ちしないとい可能性もあります。
とにかくいつも通りの生活がしたいならば全負荷型蓄電池がオススメですが、最低限のものを特定の場所で使うだけで良いならば特定負荷型蓄電池が良いかもしれません。

代表的な蓄電池は?

では、家庭用蓄電池はどんなメーカーが有名なのでしょうか。
特に生産数が多かったり販売台数が多い人気のメーカーをまとめます。

ニチコン

ニチコンは家庭用蓄電池の国内累計販売台数1位を誇るトップメーカーです。
ネット販売を中心に販売開始し、現在では工事不要のポータブル蓄電池(2.0kWh)から大容量ハイブリット型蓄電池(12.0kWh)までの幅広い商品を販売しています。

シャープ

シャープは住宅用太陽光発電システムの国内累計販売台数1位を誇るメーカーです。
太陽光パネルの生産量が2006年まで世界一位であったことから、そのままシャープで蓄電池を設置してもらうために力を入れています。

パナソニック

太陽光発電システムと蓄電池の一体型パワーコンディショナーを利用した「ハイブリット型蓄電池」を業界で初めて開発したのがパナソニックです。
パナソニックは壁掛けタイプのリチウムイオン蓄電盤なども販売しています。

まとめ

家庭用蓄電池は容量や価格によって決定してしまいがちですが、

・パワーコンディショナーを交換するかどうか

・設置場所について

・停電時にどのような使い方がしたいか

などということも踏まえて検討してみてください。
もちろん、現在の太陽光発電システムが設置されているならば相性も考えた上で自分のライフラインに合った方法で設置してください。