蓄電池の容量とは?万が一に備えるなら余裕を持とう

家庭用蓄電池を検討するときに、意識したいことが蓄電池の容量や出力。
家庭用蓄電池を停電時の非常用の電源として購入したのに
・使いたい家電製品が使えなかった
・同時に使えなかった
・稼働しなかった
などというトラブルも起こってしまうこともあります。
では、家庭用蓄電池はどういったことに重視して選ぶのが良いのでしょうか。
今回は、「蓄電池の容量とは?万が一に備えるなら余裕を持とう」という記事についてご紹介させていただきます。

家庭用蓄電池はフル充電でどのらい持つの?

家庭用蓄電池を非常用電源として利用するならば、長時間または数日は不便だと感じることなく持たせたいですよね。

出力と容量とは

そもそも家庭用蓄電池には出力、容量という言葉があります。
「蓄電容量」とは、蓄電池にどれだけの電気を貯めることができるのかという量のことです。
容量が大きいほど長い時間、家庭用蓄電池を使うことができます。


容量には
・定格容量
・実効容量
の2種類があります。

定格容量は、規定された条件で貯められる電気量のことです。
実効容量は、バッテリーの容量、電気を実際に貯めること ができる量を表しており単位は「kWh」となっています。
蓄電容量は、接続した機器がどれだけ使えるのかという「使用時間」に関係しており、容量が大きければ大きいほど長く使うことができます。
しかし、消費電力の大きい機器を長時間使いたいならば容量が大きいものが必要で価格も高くなることが見込まれます。
「出力」とは、一度に利用できる電気の量のことです。
単位は「kW」や「W」お表し、出力が大きいほど同時に複数の電気機器が使えるということになります。
最大出力は、最大でどれだけの合計出力が出せるかという量のことです。
もしも購入した蓄電池が必要な電力を出力できなかった場合、利用したい電化製品を稼働させることはできません。

一般的な電化製品の出力

家庭用蓄電池を災害時のときのためにと備えるならば、家電製品をどのくらい使えるのかということを把握しておくことが大切です。
では、普段使っているような家電製品はどのくらいの出力なのでしょうか。
目安となるものをご紹介します。

【キッチン家電製】

・電子レンジ1500W

・電気ケトル250W

・IH調理器700W

・冷蔵庫(40L)190W

【冷暖房機器】

・こたつ100W

・エアコン(暖房)750W

・エアコン(冷房)650W

・ホットカーペット(3畳程度)800W

【その他】

・テレビ150W

・パソコン100W

・照明100W

・スマホの充電15W

目安ではありますが、家電製品によって電力が上記のようになります。
ドライヤーやエアコン、電子レンジなど消費出力が大きいとされる家電製品が使いたいのであればある程度の蓄電容量のあるものを選ぶことが大切。

何の為に電気を貯めるかという目的を考えて蓄電容量を決める

家庭用蓄電池の購入を検討している場合、何の為に蓄電池に電気を貯めるのか?という目的を考えてみましょう。

例えば、

・太陽光発電システムの余剰電力を貯めたいから

・電気料金の節約のため

などというのであれば、太陽光発電システムの発電量や売電量を見れば良いでしょう。
しかし、地震や台風などの非常時のときに「容量がなくなってしまった」ということを避けたいのであればはじめから貯められる容量は大きいものを選択すべきと言えるでしょう。

何に電気を使うかの目的を考えて蓄電容量を決める

もしも停電時の非常用電源として家庭用蓄電池を導入するならば、どんな家電製品に電気を使うのかということも事前に考えておきましょう。
例えば、照明やスマホの充電、テレビ程度であれば100〜150Wで使用ができますがこの電化製品を何時間使うのかということも考えなくてはいけません。
もしも、エアコンのような消費電力の多い家電製品が使いたい場合や複数の家電製品を利用したい場合は大容量の蓄電池を導入する必要があります。

100Vと200Vの違いとは?

蓄電池は容量ばかりを重視してしまいますが、出力も大切です。
100Vタイプ、200Vタイプの違いによっては使える家電製品が限られてくることも。
もしも、エアコンやIH調理器具を使いたい人がもしも100Vタイプの蓄電池にしてしまうと使うことができません。
もしもこういった家電製品を利用したい場合は200Vに対応した蓄電池を選ぶようにしましょう。

まとめ

家庭用蓄電池を購入するときには、容量や出力を考えて買わなくてはいけません。
また、使う電化製品や家族構成も踏まえておくとより最適な蓄電池を選ぶことができるでしょう。
停電時になるべく長時間、蓄電池を使いたいならば容量が大きめの方がオススメです。