貸付型クラウドファンディングが、近頃話題になっていますね。
貸付型クラウドファンディングはローリスクでミドルリターンという魅力があり、国内の投資家が最近注目しています。
ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種で、お金を投資したい投資家とお金を借りたい企業をインターネット上で結びつけるサービスです。
そこで今回は貸付型クラウドファンディングについてや、仕組み、リターンなどについてご紹介させていただきます。
貸付型クラウドファンディングとは
では、貸付型クラウドファンディングとは一体どのようなサービスなのでしょうか?
投資商品の中でも資産運用に役立つ
そもそもクラウドファンディングには
・購入型
・寄付型
・貸付型
・ファンド投資型
・株式投資型
があり、貸付型クラウドファンディングはソーシャルレンディングとも呼ばれており投資をする人に人気があります。
資産運用をする人に特に有効なのがこの貸付型クラウドファンディングで、他にも株式投資型も活用することができます。
しかし、ローリスクミドルリターンと言われる比較的安全な貸付型クラウドファンディングが一番安定性があると人気があります。
貸付型クラウドファンディングは案件ごとに期間が決まっており、満期を迎えると元本が戻ってくるようになっています。
そして期間中に返済金の一部が分配金として投資家に配られるので安定した収入を得ることができます。
年々注目を浴びている
様々な投資がある中で、急成長を遂げているのが貸付型クラウドファンディング。
日本ではクラウドファンディングという言葉は耳にしますが、ソーシャルレンディングはあまり知らないという方もいらっしゃると思います。
2017年度のクラウドファンディングにおける新規プロジェクト支援額は1700億円程度となっておりこのうちの90%がソーシャルレンディングになっています。
ということは、1500億円以上のリスクマネーが投資されており年々増加してきています。
これを踏まえれば日本でも徐々にソーシャルレンディングへ投資をする人が増えているのです。
アメリカはソーシャルレンディング先進国とも言われており、2015年には日本円にして2億5千万円を突破しています。
アメリカのほうが日本よりもソーシャルレンディングの歴史が長く取り扱いも多くなっています。
日本でも、今後高成長していくことが期待されるでしょう。
貸付型クラウドファンディングの仕組み
貸付型クラウドファンディングの仕組み
貸付型クラウドファンディングの仕組みとしては、融資を受けたい企業がクラウドファンディングサービス事業者に融資を希望します。
審査に合格することができれば、クラウドファンディングサービス事業者は融資を集めます。
投資家はクラウドファンディングサービス事業者の案件から希望するものを選び、その対象企業へ融資します。
融資を受けた企業は、クラウドファンディングサービス事業者へ返済をするのですがこのときに元本に金利を上乗せして月々返済する形となります。
受け取ったクラウドファンディングサービス事業者は手数料を差し引いて、残った金額を分配金として投資家へ配ります。
貸付型クラウドファンディングが低リスクと言われる理由
貸付型クラウドファンディングが低リスクと言われる理由は以下の2点があげられます。
・クラウドファンディングサービス事業者が融資先を審査しているから
・担保や保証がついていることもあるから
1つ目の融資先を審査しているということについては、クラウドファンディングサービス事業者が返済能力があるかどうかをきちんと審査していることからリスクの高い事業者は比較的少ないです。
また、クラウドファンディングサービス事業者によっては投資家が損失をつけないように担保などを設けている場合もあります。
匿名組合契約とは?
クラウドファンディングサービス事業者は匿名組合契約というものがあります。
これまでにソーシャルレンディング経験のある方は「ファンドの企業名が分からないのはなぜなだろう?」と疑問を持ったことがあるかもしれませんがそれは匿名組合契約が関係しています。
金銭を貸し付けるには賃金業法が必要ですが、投資家はその許可を持っていないたにクラウドファンディングサービス事業者が分からないように匿名組合契約を結んでいます。
まとめ
クラウドファンディングには購入型や寄付型などいくつかの種類がある中で、貸付型クラウドファンディングは資産運用に活用することができます。
日本国内の投資家にも注目をされており、ローリスクミドルリターンが魅力。
近頃ではフィリピンレンディングファンドなどの、海外向け案件も簡単にスマホで投資することができます。
ウェルシュコンシェルジュなどのソーシャルレンディングサービス事業者も検討してみてくださいね。